令和2年10月12日（月）　

例年なら園外行事で、ご利用者様と一緒に大子町や旧水府村あたりへ紅葉を見に外出する頃ですが、今年は、新型コロナウィルス感染防止として、それらが叶わず、観光できないならばということで、

「紅葉狩り！秋の景色をお届けします！」をテーマに、園内行事を行ないました。

より多くのご利用者様が参加できるよう、もみじに模った白い厚紙を用意し、好きな色を塗っていただきました!!

最初、ご利用者様からは「えっ、これやるの？」と、

顔を見合わせて苦笑いでした (^_^);

それを見た職員たちも、不安な未来を予感してしまいました（汗）

ところがどっこい、いざ始めて見ると塗り絵をするのが楽しくなったようで!!

笑顔と安心の未来へと、ご利用者の表情に変化が見えてきました!!

でき上がると更に奇跡が!?

最初の苦笑いが、大爆笑へと変わりました!!

もみぢ葉は　錦なりけり v(^^)v

紅葉のにしき　神のまにまに (-_-)zzz

今ひとたびの　美ゆき待たなむ (>_<)

今回、この園内行事を企画したS職員（写真右）は、

かみ代も聞かず から紅に水くくりました !(^^)!

準備等、お疲れ様でした!!

ご利用者様には、今回も余暇を楽しく過ごしていただきました!!

塗り絵は、高齢者にとって最適なレクリエーションのひとつと言われています。

それは、

・色鉛筆と台紙さえあれば、手軽に始められます。

・色を使うからカラーセラピーの効果があります。

・物事に集中できます。

・笑顔になり、さらにリラックスできる効果があります。

・手や指先を動かすことで脳トレになります。

脳全体を活性化させて認知症の進行を遅らせたり予防にもなるからです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

ちはやぶる　神代も聞かず　竜田川

からくれなゐに 水くくるとは（在原業平朝臣）

このたびは　ぬさもとりあへず　手向山

もみぢのにしき　神のまにまに（菅家）

小倉山　みねのもみぢ葉　心あらば

今ひとたびの　みゆき待たなむ（貞信公）

山川に　風のかけたる　しがらみは

流れもあへぬ　もみぢなりけり（春道列樹）

あらし吹く　三室の山の　もみぢ葉は

竜田の川の　にしきなりけり（能因法師）

小倉百人一首（第17、24、26、32、69首）をそれぞれ引用しました。