2021年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶申し上げます。

日頃より、正和会の運営に対し、ご支援を賜り心より御礼申し上げます。皆様方のお力添えをもちました、無事に新春を迎えることができました。

　昨年はコロナに始まり、コロナに終わる年でありました。新年に入っても首都圏の感染者は増加し続け、重症者の増加と相まって医療提供体制の確保は限界に迫っています。こうした中で、1月2日、１都3県の知事が共同で政府に対して、2回目となる「緊急事態宣言」の発令を求め、これに対して、１月7日菅総理が１都3県に対し緊急事態宣言の再発令を決定しました。

　まだまだ行き先不透明な状況が続きますが、正和会が今やるべきことは、これまで行ってきた感染防止の取り組みをさらに徹底して行うことしかありません。各事業所において、感染防止の取り組みが適切に行われていることを改めて確認するとともに、改善すべき点があれば直ちに改善しながら、感染防止の取り組みを強化して参ります。

　また今年の１月には、私たちにとって２施設目となる特別養護老人ホーム成華園サテライトを着工し、12月に開設をする予定です。規模の拡大のみならず、質の高いサービス提供への努力を継続するとともに、高齢化率の顕著な地域でのボランティア研修など社会の問題に目を向けた取り組みを続けております。

　本年は、改正介護保険法が今年４月より施行されるなど、大きな環境変化が予想されます。しかしながら、いかなる変化があろうとも、お客さま、地域の皆さま及び関係諸機関等のご期待に沿うべく、皆さまから「選ばれる法人・施設」を目指して質の高サービスを提供するよう努力してまいりますので、更なるご支援を心からお願い申し上げます。 末筆ながら、みなさまのご多幸とご健康を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。

社会福祉法人正和会理事長　額賀儀秀