スタッフインタビュー:K職員

成華園で働きませんか?

仲間がいたから頑張れた

~出会い、そしてやりがいのある仕事と巡り合って~

K職員

K職員
平成15年4月に特別養護老人ホームの介護士として入職現在、施設課介護課長。

役職
施設課介護課長(介護支援専門員兼生活相談員)

資格
介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉士
認知症実践者研修修了、介護福祉士養成実習施設指導者研修修了、キャラバンメイト養成研修修了、権利擁護推進員養成研修修了

趣味:旅行
好きなアーティスト:KREVA、コブクロ
子供の頃夢:孫悟空になること(大人になればかめはめ波をうてると思ってました)

ありがとうの一言が人生を変えた

特段、介護の仕事が自分にむいているとは思っていませんでした。しかし、ある経験が介護を生涯の仕事としよう決心させてくれました。

もともと、祖父母が幼少時に他界してしまい、物心がつく前でしたので、祖父母から得られる優しさ、厳しさを学ぶ事が出来ず、ライフステージには祖父母がいる事はなかったです。高校の時は野球に夢中で、進学するか就職をするか悩んでいた時に、姉の勧めで介護の専門学校へ進学する事になりました。

あまり、高齢者と触れ合う機会がなかった為、始めは戸惑いしかありませんでしたが、実習している中で、何気ない事で「ありがとう」と言って頂けたことがとても嬉しかった。そんなふうに言っていただける優しさに介護のやりがいを感じ、この仕事をやっていこうと決めました。

就職氷河期と呼ばれた時代、アール医療福祉専門学校を卒業を控え、はっきりとした進路が定まらないまま、説明会や面接に臨む中、成華園の事務長と出会いました。なぜかとても気に入っていただいて、是非にと誘われました。そこまで言うのならと、採用試験を受け、200~300名近い応募者から採用していただくことが出来ました。

すべては縁

すべては縁

入職した当時の成華園は、新卒者も多く、みんながそれぞれの力でこの施設を良くしていこう、良い介護をしようとしていた時代でした。その仲間たちとともに、仕事をできる喜びを分かち合うことができました。

ですから、成華園に就職してよかった事は、今いる仲間達と仕事が出来る事だと思います。私も普通の人間ですから、失敗や挫折することもあります。その時に助けてくれる仲間がいる事がとても重要でした。苦労を共にした仲間だからこそ、今があると思っています。全ては“縁”だと思っています。その縁を結ぶことが出来たことが、仕事においても、人生にとっても、とても大切なことだったと思っています。

私は黒子

私の業務は、ご利用者様の笑顔を引き出す為の調整役で、職員を教育し、ご利用者が輝かせる事が出来る職員を育成していくことです。私はあくまでも黒子で、表舞台に立つことが役割ではなく、ご利用者が笑顔で職員がやりがいを持ち続けることが出来る職員を育成していく役割を担っています。

ですから、本当の主役はご利用者様であり、それを介助する職員の皆さんです。私は皆が暮らしやすい環境や働きやすい職場、そして能力を引き出すためのお手伝いをしているだけです。それはとても責任が重い役割でもありますが、その分やりがいもあります。

そんな中で、私がいつも心がけているのが「下を向かない事!」です。自分の感情をそのまま出してしまっては、皆の士気も落ちますし、ご利用者様も不安になってしまいます。プライベートであれ、仕事面であれ、気持ちが落ち込むことはありますが、それを表に出さないよう心がけています。

私は黒子

本気で悩むことで何かが変わる

どうしたらご利用者様が満足いく生活を送ってもらえるか、職員たちが本気で悩んで、相談しに来た時、やっと自分の出番が来たと感じられます。だから、私も職員と一緒に悩んで、どんなことができるか、何がご利用者様にとってベストなのかを考えます。そして、試行錯誤の中で、ご利用者様の生活が改善されたとき、もっともやりがいを感じます。

人が生活をする場所なので、100%の安全や安心を確保出来るわけではないので、事故が起きるのは当然ですが、事故や様々なきっかけで、職員が真剣に悩んでくれて対策を講じて、ご利用者様の生活が変わった時、この仕事そのものが、社会の中で本当に必要とされているのだと感じます。それは、この上もない喜びです。

誰と出会うかで人生は決まる

この仕事を長続きさせるための秘訣があるとすれば、この仕事を通して誰に出会うか?が重要だと思います。勿論、入所者様との出会いや上司、同僚、後輩・・・特養には人しかいません。長続きするこつは、目標となれる方と出会い、何を学ぶかで仕事に対する姿勢が変わってくると思います。私はこの法人に入職し様々な方達と出会うことができ、多くの事を学ぶ事が出来ています。だからこそ、利用者の為、職員の為、法人の為にと目的を明確にし、仕事を続けてこれているのだと思っています。

またそのような中で、自分が成長したとかなんて考えたこともありません。成長を認めてくれるのは自分ではなく周りなので、自分自身で成長したなと思うときはないです。恐らく成長したと自分が感じてしまったら、成長が止まる瞬間なのかもしれません。

2025年問題をどう乗り越えるか?

2025年問題をどう乗り越えるか?

日本全体で、どんどん高齢化率が上昇している現在、介護に携わる職員が不足し、介護難民が増えていく事は容易に想定できます。ですから2025年問題は楽観視できない問題です。私達に出来る小さな一歩としては、福祉の仕事の魅力を若き世代に伝えていく、3Kと言われる介護職のイメージ転換していくことだと思います。そのためにも、当法人で行っている初任者研修事業の中で、介護職員の育成は当然だが、福祉の魅力を伝えていくことが出来る小さな一歩だとおもっています。

一生を通じてキャリアアップできる環境

福祉に携わる人は、そのような目的、目標を共有出来る仲間であってほしいと思います。実際に、介護の仕事にはコミュニケーションと協調性(仲がよいではなく)が大事で、それさえあれば、能力にそれほど差があるとは思えません。

また、この現場ほどクリエイティブな場所はないと考えています。一人ひとりのご利用者様にとって何が一番いいのか、その時その時で違ってきます。そのサインを読み取って、経験や知識の中から最も適した方法を選択する。それもまたやりがいのある仕事だと思いますし、クリエイティブな才能が活かされる職場でもあります。

私たちがサポートしますので、この仕事をやってみたいと思う方は、是非、我々と一緒に働いてほしいと思っています。また、この職場は私も含め、すべての職員がキャリアアップしていく環境が整っています。一生の職場として、ぜひ、門をたたいてみてください!

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